マイアミで女性寿司職人『なでしこ寿司』Kayo先生とは？！

前回はフロリダ州のHollywoodにあるHard Rock HotelにあるKUROで働いてるTOMOさんをお伝えしましたが

フロリダで日本の寿司を食べたい時はTomoさんへ

今回はマイアミのお寿司屋さんでお寿司を握っている

女性寿司職人、カヨ先生をご紹介したいと思います。

Asami B

今でもカヨ先生と呼んでいる私、何故かというと、カヨ先生と出会ったのは、私の娘の日本語補習校でした。先生は当時、幼稚部のアシスタントティーチャーをしておりました。（現在は2年生のクラスを持ってます）

まさか寿司を握っているとは・・・(*_*)

まだ驚くのは早い!!

5歳のお子様のお母さまです。（現在2番目を妊娠中。おめでとうございます。パチパチ）

寿司職人＋日本語先生＋ママ＋妻＝かよ先生☺

↑方程式ができました(笑)

４役しているなんてまさにワンダーウーマン☆素晴らしすぎる！！尊敬のまなざしキラキラ✨

Definitions of wonder woman.

” a woman who can be a successful wife and have a professional career at the same time.”

そんなカヨ先生、是非皆さんに知って頂きたいです。

インタビューに入りましょ🎤

カヨ先生はいつ頃からFLに住んでるんですか？？

2017年7月末から、マイアミに住んでいます。ミネソタ州のクラフトビール醸造所(urban Growler brewing company)で働いていた主人ですが、Boston beer company からの引き抜きがあり、「人生一度きり！チャレンジしよう！」と、マイアミへ引っ越しを決意しました。

Asami.B

大きな決断！！でもBEST Decisionでしたね！！そして地ビール美味しそうーーー近いうちに絶対行きまーす！！

旦那様の実家、ミネソタ州での生活はどうでしたか？

ミネソタ州は、自然豊かで、野生の動物も多く、毎日とても癒される環境でした。主人のホームタウンでもあり、家族に支えられながら生活していました。しかし、白人社会でアジア人が少ない事もあり、時々ですが差別的言動もあったのは確かです。そう言う意味では、インターナショナルなマイアミは生活しやすいかもしれません。

💡 一番目はセイントポールハイキング／2番目はクリスマスツリー購入

MEMO

ミネソタ州はアメリカ合衆国中西部の北、カナダに接する州＆豊かな自然に恵まれた全米有数の寒冷地です。ミネソタ州からフロリダ州まで車で２６時間、アメリカの北から南への縦直線です。全く気候が違うのがわかりますね。

旦那さんと出会った経緯、結婚、などなどお二人について聞かせて下さい。

2007年日本でAssistant Language Teacher(ALT)として働いていた主人と、共通の趣味(バイクツーリング)がきっかけで知り合いました。アメリカへ戻る1年前の2013年2月結婚して、1年間日本で新婚生活をスタート。2014年からアメリカ、ミネソタ州へ移住しました。

現在、マイアミにある日本語補習校で２年生のクラスを持っているカヨ先生、このお仕事はどうでしょう？

補習校での仕事は、子供が大好きなので、本当にやり甲斐を感じます。もちろん、日本で育っている子供達ではないので、どう伝えるのが一番良いのか？など、準備や私自身のイメージトレーニングは大変ですが、伝わった時は、とても嬉しい気持ちになります。子供達から元気をもらえるのが一番の幸せです！！

学校情報

マイアミ補習校
住所：8755 SW 16th St, Miami, FL 33165
電話：305-505-6493
Email: miamihoshuko@hotmail.co.jp
Web：https://www.miamihoshuko.org/

💡 コロナの影響で現在（2021年９月時点）はオンライン授業ですが、毎週土曜日、国語と算数の➁教科。小学生ー中学生までクラスがあります。日本に帰省した時に、現地のレベルについていけるので、この補習校で日本語を学べる事はとても貴重です。先生方へ感謝×感謝です。

そして、別のお仕事、寿司職人のお仕事はどうでしょう？

「人に何かを提供する」と言う事が、自分の生きがいなので、楽しいです。良い事は、異国で働く経験は、私にとってとてもプラスになってます。マイアミは特にインターナショナルな町なので、外に出て、色んな人と話す事で、自分のアイデンティティが少しづつ良い方向へ変わっていく気がします。大変な事は、子育てをしながら社会に出て働いているので、時々、「寂しい思いをさせているのでは？」と、思う事です。主人の協力のおかげで、新しい経験を毎日させてもらっています。夫婦で子育てをすると言うのは、アメリカのいい所ですね。

オススメ品は？？

ここマイアミでも日本鮮魚を食べる事ができます。私は、「Blue Ribbon Sushi Bar & Grill -South Beach」で働いていますが、「お任せメニュー」がオススメです。

フロリダで寿司職人という仕事のイイ事、悪い事（あれば）

いい事は、色んな国の文化について知る事が出来ます。悪い事は、特にないです。

💡 マイアミ都市圏には、３６０万人余りの人々が住んでいて、その約５６％の人たちは、キューバからの移民を中心とするヒスパニック系の人達で、様々な人種が混ざり合っています。そして中南米との空と陸の玄関口として、貿易・金融を中心とした全米有数の商業都市に成長しているので、色々な国の文化を知るには絶好の市です。

フロリダの日本食レストラン市場はどのような感じでしょうか？

私は、マイアミでも一部分しか知りませんが、私が住んでいるエリアでは、4年前より寿司レストランが増えて来ました。Wynwoodでは、美味しい日本食が食べられるようになってきて、日本食が恋しいと言う事はないです。

コロナの影響はありましたか？？

昨年2020年は、レストラン業はとても大きな打撃がありました。今年の春頃からは、すっかり以前の様子に戻っています。

二つの仕事をしながら、子育ての両立はどうでしょうか？

もちろん大変な事も多いです。しかし、そこはアメリカ人の主人と結婚した強みかも知れません。2人で子育てをすると言う環境を作ってくれるので、安心して働きに行けます。少しづつ日本も変わってきていると思いますが、父親も子育てに参加するよう、paternity leaveを取得したりと、母親が心細い思いはしないで、子育てが出来ていると思います。

旦那様、Paul Frederickson(ポール　フレデリクソン)さんのお仕事について教えて下さい。

WynwoodにあるDigfish Head-Miamiと言うビール醸造所で、ビールを作るマネージメントをしています。2021年5月に新しくリオープンしました。

5年後のカヨ先生と旦那さまの夢を語って下さい。

まだ大好きなマイアミ生活を楽しんでいると思います。主人は、自分のビールのレシピで色々な賞を取る事を目標に日々フロリダの果物など、研究し続けていると思います。そして将来的には、環境が整えば、2人で全米のどこかは分かりませんが、美味しい日本食やビールが飲める、ビール醸造所兼レストランをオープンしたいです。